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アメリカ合衆国 アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、英語 United States of America)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、北アメリカ大陸および北太平洋に位置する連邦共和国である。 イギリスの北米植民地が1776年7月4日に独立を宣言して成立した国家で[1]、独立宣言において全ての人民の権利と平等をうたい政府をその保障手段と明確に位置づけ、かつては奴隷制のような矛盾を抱えつつも、ロックらの人権思想を理念的基盤として歩んできた歴史を有する。少数のネイティブ・アメリカンと呼ばれる先住民以外の国民は、主にユーラシア大陸からの移民もしくはアフリカ大陸から奴隷貿易によって強制連行された者の子孫である。そのため、その母体になった国々や、その他多くの国家の特徴を経済的、政治的、軍事的、そして文化的にも合わせ持っている。資本主義、自由主義、民主主義、共和制、大統領制、二院制を採用している連邦国家の1つである。 国土は、北アメリカ大陸中央部の大西洋と太平洋に挟まれた本土(48州と連邦政府直轄地である首都ワシントンD.C.)、大陸北西部のアラスカとアリューシャン列島(アラスカ州)、太平洋のハワイ諸島(ハワイ州)。さらに本国の他に、プエルトリコやグアム島などの海外領土を領有する。アラスカとハワイを除く本土は、北はカナダ、南はメキシコと隣接。アラスカ州はベーリング海峡を挟んでロシアと接する。 国旗 国章 位置 首都:ワシントンD.C. 最大の都市:ニューヨーク 総面積:約9,372,615km2(世界4位) 人口:約314,659,000人(世界3位) 人口密度:33.6人/km2 さらに詳しく見る 「Wikipediaより引用」
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1 【種別】 役職名 【元ネタ】 Inquisitioner=「異端審問官」 Wikipedia - 異端審問 【初出】 一巻 【解説】 魔道書の写本(コピー)を処分する事を生業とする役職。 インデックス曰く、 「魔道書は危険だから、写本の処分さえ、 専門の異端審問官が両目を糸で縫って脳の汚染を防ぐ---、それでも五年は洗礼を続けないと『毒』は抜け切らないけど。」 また、『原典』に至ってはそこまでしても人の精神では対処することすら出来ないため、 『封印』で対処するしかない。 2 【種別】 役職名 【初出】 五巻 【解説】 異教徒・異端な人間を尋問する役職。 土御門元春によれば、神裂火織がこの役職に相当する。 上記の魔道書を担当する役職と同部署か、別部署なのかは不明。
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同作品で票割れして負けること。とある勢は自分の萌えに従ったまでである。 ただ、予選の通しすぎにはご注意を。 例 1位 400票 ゆの@ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編 2位 186票 神裂火織@とある魔術の禁書目録II 3位 138票 結標淡希@とある魔術の禁書目録II 1位 519票 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ 2位 281票 初春飾利@とある科学の超電磁砲OVA/とある魔術の禁書目録II 3位 155票 佐天涙子@とある科学の超電磁砲OVA
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上条美琴の禁書目録こぼれ話 上条 「はいどーも! 上条当麻です!」美琴 「こんにちは、御坂美琴です!」上条 「っつー訳でね、俺達二人で何か始めるみたいだけども」美琴 「いや『何か』って…企画書とか読んでないの?」上条 「スマン。説明頼む」美琴 「ったくもう…えっと、簡単に言えば思い出話ね」上条 「思い出?」美琴 「そう。ご存知、私達が出てるライトノベル『とある魔術の禁書目録』。 その原作本を読みながら、ゲストを交えつつトークするっていう企画な訳」上条 「なるほどなぁ……って! 禁書ってSSと新約も含めると30冊出てんだぞ!? 全部やんの!?」美琴 「違う違う! 基本的に私とアンタが絡んでるとこだけピックアップすんのよ。 本当に企画書読んでないのね……」上条 「あ、そうなんだ。ならまぁいいけど。…でもそうなると、また一つ疑問が」美琴 「何よ?」上条 「何で俺と美琴のとこだけなんだ? 他にも見所はたくさんあるだろ」美琴 「えっ!!? そそ、それは……だって……///」上条 「なぁ~、何で~?」美琴 「ううううるさいわね!!! べ、べべ、別に何でだっていいでしょ!!? 私達はただ、台本通りにやればそれでいいの!!!///」上条 「えー…?」美琴 「はい! もう始めるわよ!」上条 「んー……ま、いっか」上条 「じゃあまずは1巻からだな。けどその前に、まずは1巻のゲストの紹介から。 10万3000冊の魔道書を記憶した、完全記憶能力者。インデックスでーす」イン 「……どーも」上条 「…あれ? インデックスさん、何か不機嫌でらっしゃいます?」イン 「そりゃそうなんだよ! 第一何で私がゲストで短髪がメインなのかな! そもそものメインヒロインは私のはずなんだよ!!」美琴 「だってアンタ、新約になってから全然活躍してないじゃない」イン 「つ、次からは大活躍するかも! それにこの企画自体も納得いってないんだよ! 何でとうまと短髪の話なのかな! とうまと私でもいいと思うんだよ!」美琴 「し、しし仕方ないでしょ!? ここのスレの趣旨がそもそもそういうもんなんだから!!///」上条 「……何かお前等、今日もそうだけど、いつも言い合いしてる印象があるよな… ケンカしないで仲良くしようぜ? 何が原因かは知らないけどさ」美琴&イン 「アンタのせいでしょ!!!」「とうまのせいかも!!!」上条 「ワーオ…意外と息ピッタリ……」 上条 「ゲスト紹介だけで時間食っちまったな。じゃ、ボチボチ始めるか」イン 「とうまと短髪の最初のシーンって、1巻の冒頭からなんだね」美琴 「まぁね。出会い自体はこの一ヶ月くらい前なんだけど…それは超電磁砲の話だし」上条 「つってもこの頃は、まだ記憶なくす前だからなぁ……思い出も何もないんだよな」美琴 「あー、そっか…」上条 「まぁ逆に考えると、新鮮な気持ちで読めるから、それはそれでいいけどさ」 「―――――ええい! くそっ! くそっ! あーもうちくしょー不幸すぎますーっ!!」上条 「いきなり!!? これ最初の1行目だよね!!」美琴 「まぁアンタなら」イン 「とうまなら」美琴&イン 「「仕方ないかも」」上条 「ハモッたよ!」 「ったく、何やってんのよアンタ。不良を守って善人気取りか、熱血教師ですかぁ?」上条 「これが美琴の初台詞な訳ね。何つーか…今とちょっと雰囲気が違うな」イン 「ちょっと好戦的すぎるかも」美琴 「仕方ないじゃない。この時はコイツの『幻想殺し』の説明しなくちゃならなかったんだから。 『レベル5にも勝てるレベル0』っていう設定を簡単に説明するためには、 私からケンカ吹っ掛けるのが一番手っ取り早かったの!」上条 「そんで、何でスキルアウトに絡まれてたんだ?」美琴 「一応、幻想御手を追ってたっていう設定はあるんだけど…… それは後付けだし、アニメだと関係ないしね。多分ナンパでもされたんじゃない?」 「私は、自分より強い『人間』が存在するのが許せないの」 今日び格闘ゲームのキャラだってもうちょい詳しい設定【こまかいりゆう】があると思う。上条 「これの元ネタってアレだよな。『俺より強い奴に会いに行く』ってヤツ」美琴 「うん、それ以外考えられないわね。真空~…はど」イン 「……げーむの話は分からないんだよ………」 「そんな変人じみた事してスプーンの一つも曲げられないんじゃ、 ソイツは才能不足って呼ぶしかないじゃない」上条 「……お前、レベル0の友達いたよな…?」美琴 「だ、だからこの時はまだ超電磁砲【がいでん】の設定が無かったんだってば!!」イン 「今更だけど、メタ発言連発かも」 「テレパシーなんてなくてもケータイあるだろ」イン 「…けーたいはボタンがいっぱいあってややこしいから、てれぱしーの方が便利かも」美琴 「アンタ、この子に学園都市製の最新機種とか持たせてんの? 使いこなせる訳ないじゃない」上条 「…いや、お年寄りでも使えるヤツのはずだ。コイツが極度の機械オンチなだけだよ」イン 「そ、そんな事はないんだよ! ボタンがいっぱいなのが悪いんだもん! デンワは『話す』と『切る』のボタンさえあれば充分かも!!」上条 「いや、最低限、『0』~『9』は必要だろ。てか何で使い方覚えねーの? 完全記憶はどうしたよ」イン 「……頭で覚えるのと、体で覚えるのは別物なんだよ……」 「解析された私のDNAマップを元に軍用の妹達が開発されてるって話」上条 「この時点で妹達の事は知ってたのか?」美琴 「ううん、あくまでもこの時は噂レベル。 まぁ子供の頃にDNAマップを提供したのは事実だから、ちょっとは気にしてたけどね」イン 「クールビューティは短髪と同じでぃーえぬえーなのに、全然ケンカっ早くはないんだね」美琴 「そういうアンタは私にケンカ売りたい訳?」上条 「…だから仲良くしろってのに……」 学園都市でも七人しかいない超能力者、そこに辿り着くまでにどれだけ『人間』を捨ててきたのか…… それを、上条は否定した。美琴 「あー、ここよく覚えてるわ。すっごく腹立ったから」上条 「……そんなつもりで言ったんじゃ無いと思うんだけどなぁ…… まぁ『前の俺』の時のことだから、何とも言えないけどさ」 「俺の能力はゼロでお前は最高位だぜ?」美琴 「でも後々、一方通行やっつけちゃうけどね」上条 「いやでも、浜面なんか本当に無能力者なのに麦野を倒したぞ? しかも3回も」イン 「この頃はまだ、しあげは構想にもなかったと思うけどね」美琴 「アイツ元々はチョイキャラのはずだったもんね」上条 「それが今じゃ主人公の一人だもんなぁ……」イン 「出世度なら一番かも」美琴 「………てか、浜面【アイツ】の話はどうでも良くない? ここ浜面スレじゃないし、出てくるのも大分先だし」上条&イン 「「たしかに」」 「ねえ、超電磁砲って言葉、知ってる?」上条 「初超電磁砲か」イン 「短髪の必殺技なんだよね」美琴 「必殺技っていうか…まぁ代名詞的な?」上条 「アレってゲーセンのコインだろ? 何枚ぐらい持ち歩いてんだ?」美琴 「んー…最低でも、つねに1~2枚はポケットにしまってあるわね。とっさに出せるように」イン 「それもなくなったらどうするのかな」美琴 「寮に帰れば、予備がまだ何十枚もあるけど……どうしてもその時必要なら500円玉でも飛ばすわよ」上条 「ごひゃ!!!」イン 「くえん!!?」美琴 「え…どうかしたの?」上条 「……覚えておけインデックス…これがセレブと俺達【びんぼう】の違いだ……」イン 「…世知辛い世の中なんだよ……」美琴 「そこまでのこと!!?」 「で、何でアンタは傷一つないのかしら?」イン 「……ここちょっと気になるんだけど、とうまって物質そのものは打ち消せないんだよね?」上条 「そうだけど…それが?」イン 「れーるがんを消せたのは分かるんだけど…何でコインも平気だったのかな?」上条 「……へ?」美琴 「あ…そう言えば……コインは音速の三倍で飛んでる訳だし……」上条 「と、溶けたんだよ! ほらここ! 美琴も『50メートルも飛べば溶ける』って言ってるだろ!?」イン 「むぅ…確かにそうかも……」 「……、それでもいっつも負けてるくせに」上条 「あー、これがアレか。街中とか河原で、俺が美琴を弄んだってヤツ」美琴 「あ…うん……まぁ、そう…ね……///」イン 「ちょっと待って!! それどういう事なのかな!!? 私、初耳かも!!」上条 「つか、その頃からやってたのかよ……お前、どんだけ俺に……」美琴 「えっ!!? えっ!!!? ええええええ!!!!?///」上条 「俺に勝ちたいと思ってたんだよ」美琴 「あ…うん……」イン 「だから!! 何の話なのかな!!!」 「オマエ、本当についてねーよ」イン (とうま…ちょっとかっこいいかも……///)美琴 (あの時は、ただ腹が立つだけだったのに……///)上条 (ハッタリに必死だなぁ、前の上条さん……) イン 「じゃあ次は私の出番だね! やっとなんだよ!」上条 「いや、インデックスのとこはバッサリカットするみたいだぞ」イン 「………へ? な、な、な、何でなのかな!! ここからが盛り上がる所かも!!」美琴 「だって…ここはほら……私とコイツの…その……イチャイチャ…スレ……だし…///」イン 「うううぅぅ……大人の事情ってズルイんだよ……」 「あっ、いたいた。この野郎! ちょっと待ちなさ……ちょっと!」美琴 「何でアンタはすぐスルーすんのよ!」上条 「だから、そんなつもりはないんだって! 多分! 美琴こそ、何でそんなに俺に突っかかるんだよ!」美琴 「!!! そそ、それは…だから……その…アレよ………///」イン 「…何なのかな、この空気は……」 「……あー、またかビリビリ中学生」上条 「最近は呼んでないな、『ビリビリ』って」美琴 「呼ばなくていいわよ」 「私には御坂美琴ってちゃんとした名前があんのよ!」上条 「あだ名より本名のがいいのか」美琴 「アレ、あだ名のつもりだったの!?」上条 「でも、やたらと名前強調してっけど何でだ?」美琴 「そっ! それ…は……こ、ここ、心の底では、アア、アン…タに…… なま、名前…で呼んで…ほ…ほし…か……///」上条 「? 最後の方が聞き取れないのですが?」美琴 「ななななな何でも無いわよ馬鹿!!!///」イン 「……短髪は短髪って呼べばいいんだよ………」 うっさいわね人のケンカの邪魔してんじゃないわよビリビリィ! と、何故か女の方に逆ギレされた。上条 「…ひょっとして、これが俺と美琴の出会いのエピソードでせうか…?」美琴 「そうだけど?」上条 「俺、完っ全に被害者じゃねーか! 何も悪い事してなくね!?」美琴 「だ、だってナマイキだったんだもん!」上条 「だからって何で、その後もケンカ吹っ掛けられ続けなきゃならねーんだよ!!」美琴 「それは…その……全力を出せる相手ができて嬉しかったっていうか……… ア、アンタとの追いかけっこは……その………た、楽しかったっていうか……」イン 「だから何なのかなこの空気は!!!」 上条は補習で疲れているので目の前のビリビリ女を適当にあしらう事にした。美琴 「へぇ…アンタ心の中でそんな事思ってたんだ……いい度胸じゃない……」上条 「えーっと…とりあえず、バチバチするのを止めていただけませんかね……」 「気が強くて負けず嫌いだけど、実はとっても寂しがり屋でクラスの動物委員を務めてます」 「勝手に変な設定考えんな!!」美琴 「ホントどんなキャラ設定なのよ……」上条 「いや、あながち間違ってもいないだろ。動物好きだし」イン 「たしかに、クールビューティもネコ好きだったんだよ」美琴 「そ、それは…そうだけど……」上条 「あと寂しがり屋ってのも結構当たってんじゃん」イン 「そこは分からないかも。何でなのかな?」上条 「俺も又聞きなんだけどさ、美琴が抱き枕抱き締めながら、俺の名前を―――」美琴 「うおおおおああああああいいいい!!!!/// だだだだ誰から聞いたのその話!!!///」上条 「何かS・Kさんが愚痴ったのを聞いてた、S・Rさんが言いふらしたらしいぞ」美琴 「Kろ子とS天さんの仕業かああああ!!!」上条 「けど何で俺の名前だったんだ? お前どんな夢見てたんだよ」美琴 「ななななな何でもいいでしょ何でも!!!!!///」イン 「………これほど聞いて後悔した事もないんだよ……」 警備ロボットは一体一二〇万円するというのをワイドショーで聞いていたからだ。上条 「…美琴センセーはもう少し考えて行動した方が宜しいかと、ワタクシ上条当麻は思います」美琴 「な、何でそんな喋り方なのよ!」イン 「結局この後、このろぼっとはどうなったのかな?」上条 「さぁ…あまり考えたくないな……」 「ふ、不幸だ。……こんなのと関わったばっかりに」イン 「ぷぷぷ! 短髪、『こんなの』だって」美琴 「ぐっ!! ア、アンタだって最初は厄介者扱いされてたじゃない!」イン 「むっ! で、でも最終的には助けてくれたもん!」美琴 「わ! 私だってそうだもん!!」上条 (何か…入りづらい会話だな……) 「私には御坂美琴って名前があんのよ!」上条 「2回目か」美琴 「だ…だって……アンタが…な、名前で…呼ん…で…くれない…から………///」上条 「うん、だから最後の方が聞き取れないって」イン 「短髪は短髪なの! とうまもそう呼べばいいんだよ!」 「アンタがムカつくから悪いのよっ!」上条 「かつてこれほど理不尽な逆ギレがあったでしょうか。いや無い」美琴 「だってムカついたから」上条 「だからそれ理由になってねぇって! インデックスもそう思うだろ!?」イン 「…いや、これは短髪に賛成かも」上条 「あれっ!!?」イン 「とうまはすぐに女の子の神経を逆撫でするんだよ。私も何度も経験あるかも」美琴 「しかも厄介な事に、フラグを建てて【あげて】自分で壊す【おとす】のよね」イン 「さらにそれを天然でやってるのが恐ろしいんだよ」美琴 「あっ…何か色々思い出して、またムカついてきたかも」イン 「私も」上条 「うん、良し! 二人が仲良くなったところで、次行こ次! そして一刻も早くこの話題から離れよう!」 「じゃあ、マジメにやっても良いんかよ?」 御坂美琴の全身からダラダラと嫌な汗が噴き出す。上条 「おおー! 効いてるなー! ハッタリが」美琴 「ああもう悔しいぃぃ!! 今なら『能力が使えなくなるかも』なんてアホな事思わないのにぃぃぃ!!!」上条 「はっはっは! あっぶねー!」 「ま、まじゅつしって……なに?」美琴 「未だによく分からないんだけど……魔術って何なの?」上条 「いや…俺も専門家じゃないからなぁ………新約2巻読めば、バードウェイが簡単に説明してくれっけど」イン 「ふふん! ここは私の出番だね! そもそも人が魔術を使い始めたのは今から―――」上条&美琴 「「あっ、やっぱいいっス」」イン 「何でなのかな!!?」上条 「…っと、ここで1巻での、俺と美琴の絡みは終わりだな。 この後すったもんだあって、俺は記憶をなくす訳か………」イン 「…そこクライマックスじゃないのかな。今からでも遅くないんだよ! 私との話もやるべきかも!」美琴 「そんな事したら、このスレの住人から叩かれるわよ」上条 「あと……『面倒くさい』っていう誰かの声も聞こえてくるしな」イン 「うううぅぅぅ……」上条 「っつー訳で、今日はここまで!」美琴 (思ってよりイチャイチャできなかったな……1巻なら仕方ないか……)上条 「けどその前に、一個だけ質問があるんだけど……」イン 「何かな?」上条 「結局最初の方の質問に戻るんだけど……何で俺と美琴の話限定なんだ?」美琴 「い、今更!!? だ…だから……そそ、それは……///」上条 「そもそも、このスレって何なんだ?」美琴 「………………へ?」上条 「いや、ネタバレスレにしちゃ今更1巻の話だし、 考察スレにしちゃあまりにもお粗末だろ? ここ何なの?」イン 「…………………………」美琴 「…………………………」上条 「えっ? えっ? 急にどうしたのでせうか?」美琴&イン 「「 1 読め!!!」」
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ア行 大英博物館(アーセナル) 青髪ピアス 使い魔(アガシオン) 歩く教会 警備員(アンチスキル) イギリス清教 魔女狩りの王(イノケンティウス) 幻想殺し(イマジンブレイカー) 異端審問官(インクジショナー) 禁書目録(インデックス) 英国 エイボンの書 神よ、何故私を見捨てたのですか(エリ・エリ・レマ・サバクタニ) エルブラーゼ 電撃使い(エレクトロマスター) 炎剣 カ行 回復魔術 カエル顔の医者 学園都市(がくえんとし) 上条当麻(かみじょうとうま) カミやん 神裂火織(かんざきかおり) 虚数学区・五行機関(きょすうがっく・ごぎょうきかん) 近代西洋魔術(きんだいせいようまじゅつ) 首輪 透視能力(クレアボイアンス) 警察(けいさつ) 苦瓜と蝸牛の地獄ラザニア(ゴーヤとエスカルゴのじごくラザニア) コロンブスの卵 コンピエーニュ古城 サ行 読心能力(サイコメトリー) 死者の書 身体検査(システムスキャン) 七天七刀(しちてんしちとう) 風紀委員(ジャッジメント) 十字教(じゅうじきょう) 食人祭祀書(しょくじんさいししょ) すけすけ見る見る ステイル=マグヌス 聖人(せいじん) 聖ジョージの聖域(セントじょーじのせいいき) タ行 滝沢機関(たきざわきかん) 超能力(ちょうのうりょく) 超能力者(ちょうのうりょくしゃ) 月詠小萌(つくよみこもえ) 樹形図の設計者(ツリーダイアグラム) 天使の力(テレズマ) 精神感応(テレパス) とある高校 とある高校の学生寮(とあるこうこうのがくせいりょう) 遠大(とおだい) 常盤台中学(ときわだいちゅうがく) 竜王の殺息(ドラゴンブレス) ナ行 七閃(ななせん) ネームレス 死霊術書(ネクロノミコン) 必要悪の教会(ネセサリウス) 能力者(のうりょくしゃ) ハ行 発火能力(パイロキネシス) バチカン図書館 書庫(バンク) 人払い ビリビリ ファミレス 偽善使い(フォックスワード) 北欧神話(ほくおうしんわ) マ行 記憶操作(マインドハウンド) 魔術結社(マジックキャバル) 魔術(まじゅつ) 魔術師(まじゅつし) 魔神(まじん) 思念使い(マテリアライズ) 魔道書(まどうしょ) 魔導師(まどうし) 魔法名(まほうめい) 魔力(まりょく) 洗脳能力(マリオネッテ) 御坂美琴(みさかみこと) クロウリーの書(ムーンチャイルド) メトセリン モン=サン=ミシェル修道院 ヤ行 唯閃(ゆいせん) ヨセフの聖杯 四葉(よつば) 自動書記(ヨハネのペン) ラ行 雷撃の槍 ルーン魔術 ルーン文字 霊装(れいそう) 超電磁砲(レールガン) 強度(レベル) 無能力者(レベル0) 超能力者(レベル5) ソロモンの小さな鍵(レメゲトン) ルーブル美術館 薔薇十字(ローゼンクロイツ) ローマ正教 ロシア成教 神様殺しの槍(ロンギヌスのやり) ワ行 鋼糸(ワイヤー) A~Z Bennys 献身的な子羊は強者の知識を守る(dedicatus545) 我が名が最強である理由をここに証明する(Fortis931) 救われぬ者に救いの手を(Salvere000) 黄金夜明(S∴M∴) ゴルゴダの十字架(The_ROOD) 数字・記号 四大属性
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【種別】 霊装 【元ネタ】 フランスの叙事詩『ローランの歌』に登場する、英雄ローランの剣。 シャルルマーニュ王からローランに下賜された。 Wikipedia-デュランダル 【初出】 二十巻 【解説】 フランスに伝わる聖剣の霊装。 外見は赤や金を基調とした派手な西洋剣。 柄に『遺物』が埋め込まれており、その力を持って威力を発揮する。 フランスそのものを象徴する聖剣であり、英国におけるカーテナと似た性質の力を持つ。 ヴェルサイユの聖女である『傾国の女』が振るい、キャーリサが持つカーテナと互角に打ち合った。 カーテナのように天使に対応する効果は今のところ確認されていないが、 何らかの遺物を力の源にしているらしい。 クレムリン・レポートの実行阻止のために英国と共同戦線を張ることになった後は、 移動要塞グラストンベリのパラメータ調整によりフランス全土の力を注ぎ込まれ、強化されている。
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. -‐━━-ミ ... ^´. ..` . .. ... .. ..、 //. i j j..⊥. ヽ \ , ...// /| ̄.l`ト ´∧..ト、 ` }.... Γ. / {〈 i /! 斗弍、! /'イ芹fミゝ! ハ . { 1 \ ト、 《´匕ソ ヽ! ゙一′ムィ' トヽ 丶 乂 \ ! ハゝ,,, '' ∠ .Ⅵ  ̄ ノ トヘ ノ ノイ 「 ! r孑、 l .ゝ ` イ | | . /三≧x/⌒く,、\ 人 > < ト、| | . |三≧ ノ` `辷Y´ ̄ ,} l、 | | . |三厂 ̄ ̄ヽ.ィ‐1′ Ⅴ | |¬、 .. |,ノO |ヽ! | | /| | λ ミ=- /O ,ィ | | L、 _/ | | ノ. ..ヽ .. /. ,ィ´v ノ ノ\ ト、___/ И |´. /. } . /. /. /. { { |iヽ.ー‐/ i|__/l | / .. / /. { ヽヘ ||/ `V´ l| | ! ノ∨. { . ,ノ イ ∧. {j {j | イ } ..\ { .. / /. ;イ .ヽ O{ | ノ .ヽ} .、 { /´ ノイ. ト ノ ニ=- _| 仆 〉 トヽ 、 /´ Иノ. / | | } ハ ∧ | 名前:上嬢当子(かみじょう とうこ) 性別:女 原作:とある魔術の禁書目録二次創作 AA:とある魔術の禁書目録/上条当麻 「とある魔術の禁書目録」の上条当麻を元とした女性キャラ。 性転換キャラの一例である。 やる夫スレでは美人でスタイルもいいが、色気のない外見や性格が台無しにしている、 いわゆる残念美人といったキャラ付けをされる事が多い。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 できる夫は聖杯戦争で欲望を叶えるようです Fateシリーズ 一般人の女子高生 準 まとめ R-18 完結 ローグライク異世界転生 オリジナル 召喚された元一般人チート能力は全ての魔法を打ち消す右手 準 まとめ やる夫Wiki 完結 ――あんこでいく異世界転移もの~~~駄女神になんか絶対負けないんだから!~~~ オリジナル 転移者。初出は24話 脇 登場話 まとめ 完結 あんこ時々安価でクトゥルフ神話TRPG クトゥルフ神話TRPG シナリオ「もっと食べたい」に登場する、上条当麻の妹 脇 初登場回 wiki R-18G 安価あんこ 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考 [登録タグ] とある魔術の禁書目録 二次創作キャラ 女性
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【種別】 オブジェクト 【初出】 三巻(巨人達の影) 【元ネタ】 Wing balancer=「翼を平衡に保つ者」 Wikipedia-大天使 【性能】 全長…約120メートル(詳細不明) 最高速度…時速470キロ 装甲…4センチ×250層 用途…局地的防衛用兵器 分類…完全水陸両用第二世代 運用者…信心組織 仕様…エアクッション(詳細不明) 主砲…大規模小口径コイルガン 副砲…連速ビーム砲など コードネーム…ウィングバランサー(自国では『アークエンジェル』) メインカラーリング…ホワイト 【解説】 カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦においてベイビーマグナムと対峙したオブジェクト。 主砲は『細く鋭く速く』を追求したタイプで、長距離高命中率により着実に損傷を蓄積させる。 莫大な圧縮空気により一五〇メートルほど跳び上がることが可能で、 その時撒き散らされる空気は近くの人間を数十メートル吹き飛ばすほど。 後方の四枚の翼は急旋回時にかかる負荷を軽減する役割と、 空中で確実にバランスを保つための役割がある。
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「お帰りなさいとうま(当麻)」 そこに二人のエプロン姿の美少女がいた。 上条当麻がとった行動は一つ。カバンをズリ落とした。それはもうドコかの漫画みたいに。 午後7時32分 バードウェイと共に見慣れない自分のアパートに戻ってきた。第七学区にある高級住宅地で14階建の高級マンション。セキュリティの優秀性は知らないが、仄かな彩られる和風庭園を一望できる玄関があるだけでもその高級感は理解できるだろう。管理人のお姉さんも気立てがいい人で上条とバードウェイを見るなり「あららー?当麻ちゃんったらー『また』?」などと話しかけてきた。その直後にバードウェイが上条の足を踏みつけた。学生寮であれば男女揃って部屋に入ろうとしようものなら即刻先生たちに捕まり両親に知らせがいく。 しかし、上条は気にすることは無いだろうと思った。管理人はだいぶ酔っている。監視カメラを見過ごすあたりが上条らしいが。 そんなことを考えながらエレベーターに乗り最上階へと昇った。財布にあった二枚の黒色のカードキーを見る。一枚は玄関口を開けるカードキー。二枚目は「1402号」と書かれたカードキー。上条の家である。 そして彼は見た。 エプロン姿の銀髪碧眼少女と茶髪茶眼少女が笑顔で上条を出迎えるのを。 上条の後ろに立っていたバードウェイを見るなり二人の笑顔が凍り付いたのは言うまでもないだろう。 そして今に至る。 四人用にしては比較的大きいテーブルに男1人と女3人が座り夕食を取っていた。 ハヤシライスがメインディッシュでサラダにチーズフォンデュ。加えてインデックスには蒲焼の缶詰が2パックある。 「ちょっとアンタ、食べすぎ」 「これくらい普通だよ。ね?とうま」 「あ、ああ、今日は少ない方じゃないかな」 「え!?」 「禁書目録よ。それは太るぞ」 「太らないもん!」 そんなやり取りをしながら夕食は進んでいた。上条の箸もすすんでいた。ハヤシライスもチーズフォンデュも舌をうならせる絶品だからだ。上条は3杯目に突入し、インデックスに至ってはルーを5回もつぎ足している。ハヤシライスはインデックス。チーズフォンデュとサラダは美琴が作ったらしい。しかもこのチーズ。一口食べただけでも分かるが、そこらのスーパーで売っているようなチーズは使っていない。おそらくそれに加えて美琴の腕もあるのだろう。とても美味しい。 「どうどう?とうま。美味しいでしょ、私が作ったハヤシライス!」 「ああ、美味え。インデックスが作ったとは思えないくらい…」 「ふっふ~ん。そうでしょそうでしょ。とうま、おかわりいる?」 「ああ、頼む」 得意げに話すインデックスは上機嫌で上条の食器を手に取った。 ご飯をつぎにキッチンに向かうインデックスを薄目で見ていると御坂美琴から脇腹を横から肘で小突かれた。 割と強い力で。 「いてっ、どうした?」 「…何か言うことはないの?」 インデックスとは反対に不機嫌そうな御坂美琴。 流石の上条も察することが出来た。自分の料理の評価が聞きたいのだ。 「ああ、美味いぜ。これ、チーズと牛乳の割合と加熱加減が難しいんだよな。いや、これはワインか。チーズも良いもん使ってるし、今度レクチャーしてくれよ。俺も作りてぇ。こんな美味いやつは初めてだからな」 上条の絶賛の言葉を聞いて面食らう美琴。それから少し間をおいてワザとらしく、コホンと咳をはいて、 「…フ、フン。いくら褒めたってもうお替わりは無いわよ」 「そうか。そりゃ残念だ」 なっ、と口を噤んだ美琴は顔を赤めると腕を組んでプイッと顔を背けた。 何だコイツ?と上条は美琴の挙動不審に首をかしげた。まあ、美琴がおかしいのいつものことだと考えてその疑問を放棄する。 「このチーズ、グリュイデール・アルバージュとみた」 「っ!!貴女、結構通ね…」 「もしかして100グラム800円もするあの!?」 「ああ、スイス産の安物だ」 美琴の予想以上の料理に対する入れ込みとバードウェイとの金銭感覚の違いに唖然とする上条はギギギ、と首を回して美琴の顔を見た。 赤い顔をしたまま美琴は上条の方をチラチラ見て、何かに気づいたような表情をした。 「あ、口についてるわよ」 美琴はナプキンで優しく上条の口を拭った。彼女の思わぬ行動にドキッとする上条だったが、そういう彼女の顔にも人に言えないものがある。 「…お前もついてるじゃねーか」 上条は仕返しのつもりで美琴の口元に付いている米粒を取った。 ごく自然に、それを口に含んだ。 そして気づく。 「「あ」」 事実を確認するや否や二人はみるみる顔が赤くなり、すごい勢いで顔をそらした。 恥ずかしすぎる!二人は心情まで一致した。 しかし、そんなやりとりは向かい側からは丸見えだ。 「何だそのツンデレ娘は?貴様の下僕か?」 ガチャン!とテーブルに頭をぶつける美琴。食器に直撃しなかったのは幸いだ。 そう言うバードウェイは退屈そうな顔をしていた。 「ななななな何言ってるのよアンタは!」 「図星か」 「ンなワケないでしょ!私は当麻のこ、恋人なの!」 「なら愛人の間違いだ。上条の正妻は禁書目録だろう?」 「「はぁ!?」」 ハモる上条と美琴。 「同棲しているではないか」 「ど、同棲!?」 『居候』の間違いだと上条は言いたかったが、若い男女が一緒に暮らしていること自体そのように受け取られていても不思議では無い。むしろ居候という方が異常だ。だがそんな事はお構いなしに口論はますますヒートアップしていく。 「インデックスはそっち側にとって危険なものなんでしょ?当麻はお人よしだから匿ってるだけよ!」 「何を言っている。禁書目録はイギリス清教の人間だ。上条は『枷』としての役割はあるが、安全性としては協会にいるほうがずっと高い。実際は禁書目録の意思が反映されているだけで、ここにいなければならないという適切な理由はない。そうだろう?」 少し驚いたようにインデックスは肩を震わせた。手元にあったハヤシライスを落としそうになる。上条はそれをキャッチした。 「…そうなの?アンタ」 「う、うん。それはそうだけど…私はここにいたいもん!」 「なっ!前にアンタの居候の理由を聞いた時は半信半疑で仕方無いことだと思ったけど、ここにいる理由はそれだけ!?」 「短髪には関係ないじゃん!」 「大アリよ!私は当麻の恋人なのよ!他所の女が恋人の家に住んでるなんてそんなの認められるかぁ!」 「心は私のものだ、などという勘違いは愛人にはよくあることだ」 ピタリ、と美琴の動きが止まる。 「…バードウェイだったけ?よっぽど死にたいらしいわね。アンタ」 「貴様こそ誰に向かって口を聞いてるつもりだ」 頭からピリピリと静電気を放つ美琴に平然と答えるバードウェイ。何故か口ごもるインデックス。 非常にまずい。 今、ここにいる御恩方を紹介しよう。 10万3000冊の魔道書を保有する禁書目録―Index-Librorum-Prohibitorum。 魔術結社『明け色の陽射し』の首領であり他の魔術師を圧倒する強大な魔術師、バードウェイ。 学園都市「超能力者(レベル5)」の第一位。『超電磁砲(レールガン)』の異名を持つ御坂美琴。 学園都市最強の「絶対能力者(レベル6)」第一位。世界の英雄。上条当麻。 一見、女性関係のもつれによる口喧嘩だが、実際は国際問題に発展しかねない火ぶたがお茶の間のテーブルの上で切って落とされようとしている。原因は上条の女性関係という些細なものだが、古代文明の戦争なども案外似たようなものが契機かもしれない―――――――― などと現実逃避している上条当麻だった。 「インデックス。アンタ、覚悟しなさい」 「それはこっちのセリフだ、愛人。貴様こそ立場をわきまえてモノを言ったらどうだ」 「アンタは関係無いでしょ。部外者は黙ってなさい」 「禁書目録には借りがあるのでな。貴様が彼女に危害を加えようとするなら容赦はせんぞ。愛人」 「っ!愛人愛人って違うっつってんでしょ!」 ビリビリバチィ!と御坂美琴の頭から高電圧が放たれた。同時に電子レンジと液晶テレビから黒い煙が出る。 上条当麻以外は席を立ってお互いにらみ合っている。明るいムードから一転、いつの間にか一発触発の緊急事態に陥っていた。 どうしよう、と上条は考えていた。 事の発端はバードウェイの下僕発言でありそこからインデックスの居候の理由に矛先が向き美琴が上条の彼女であってインデックスの居候を快く思わないからでありバードウェイの愛人発言が美琴の神経を逆なでして今にも食ってかかりそうな勢いになってインデックスをかばうようにバードウェイが立ちはだかっており何でこんなことになったかというと上条当麻が御坂美琴という彼女がいながら年頃の美少女ことインデックスを家に置いているからであり、 結局、事の発端は「上条当麻」に帰結するのだ。 しかし、ここで上条が謝ったとしてもインデックスか御坂美琴の意見を聞くかで大きく事態が変わってしまう。しかし、上条はこの食事を楽しみたかった。だから何気なく呟いたのだ。 「お前ら、いいかげんにしろよ」 「っ!!!」 上条の言葉に三人の表情が凍り付いた。 あれ? と首をかしげる上条。 三人は渋々と席に着きながら、 「…そうね、ちょっとどうかしてたわ私」 「…フン、まあこれはお主の問題だ。客人の私が口を出すのはおこがましいな」 「…私はここにいたいもん」 皆、恐縮している。 一番恐縮しているのは上条当麻本人だ。 (あれー!?何で皆さんそんなにビビってんのー!?『うるさい!っていうかそもそもアンタが悪いんでしょうがあああ!』っていう展開を予想していたんですが!?) 「ごめんさない。インデックスがここにいる理由、前にも話し合ったもんね」 「気にしてないよ、美琴ちゃん。とうまの彼女なんだから、私のこと気にしないほうがどうかしてるもん」 「…中々、複雑な恋愛事情だな」 「……………………………………………………………この空気は一体何なんでせうか?」 「そ、そういえば、当麻。当麻は何で私の作った料理が区別できたの?」 いきなりの話題転換。この暗い雰囲気を打破するために美琴があわてて上条に話題を振った。バードウェイもインデックスも苦笑している。 しかし、この期待を見事に裏切ってくれるのも他ならぬ上条当麻だ。 「んー…美琴の味がしたから、かな」 皆、絶句した。 硬直から5秒後。最初に口を開いたのはインデックスだ。 「とうま、それは一体どういう意味かな?」 「えっ!!!?い、いやそのっ!別に深いイミなんて無くってですね!?言葉のアヤというかなんというか!」 「そんなに挙動不審なのはどうしてなの!?ちゃんと説明してほしいかも!!」 こ、怖い。向かい側の席でインデックスがとても怒ってらっしゃる。整った顔立ちをしているのでかなり迫力がある。美琴は、というと上条の隣で耳まで赤くして俯いている。 バードウェイに目を見やると、これまた退屈そうに頬づえをついた。 「禁書目録よ。言わずもながら分かるだろう?」 「!!!な、何を!?」 「…つまり、そういうことだ。なあ?御坂美琴嬢?」 「う、うん」 小さな声で、顔を真っ赤にした美琴はコクリと頷いた。 …短い人生だったな。 「とうまあああああ!いつ、どこで短髪に手を出したのおおおおおおっ!今日という今日はとうま殺す!かみコロス!私の腹の中で消化してやるうううう!」 「では私がチョコ味にしてやろう」 「そんな魔術があんの!?っていうか皆で食事の続きをしましょうよ!結局こういうオチになるわけ!?やっぱ不幸ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!」 「ちょっとー!!私の当麻に何すんのよー!!!」 午後11時03分 『学舎の園』内にある常盤台中学の女子寮。消灯時間は11時であるが申請書を提出すれば12時までの延長は認められている。といってもそれは紙面上の訓令であり、11時を過ぎた今でも部屋の光は明々と点いている。電気を消している部屋が少数派なくらいである。御坂美琴は能力で監視カメラや赤外線センサーを操作し、さらには衛星モニターを意識して意図的に林や温度の高い動力路を通り、その隙を掻い潜り非常階段を上って自分の部屋に戻った。 そこに待っていたのはルームメイトである常盤台中学二年生。 御坂が部屋に入ってくるなり、ベッドで俯いていた白井は『空間移動(テレポート)』で瞬時に御坂美琴の眼前に現れ、抱きついた。 「お、お、お姉様ぁ―――!!」 「どわっ!?い、一体どうしたのよ黒子!!」 「逃げてくださいまし!お姉様!あ、ああ、あの腐れ類人猿がついに本性を現しましたの!お、おね、お姉様と付き合いだしたことをいいことに、法の壁を越えて、お、おねっ、お姉様の貞操を虎視眈眈と狙っているのですよ!」 「は、はぁ?」 「バニー、チャイナドレス、スクール水着、ビキニ、宇宙服、婦警、女王様、レオタード、巫女服、客室乗務員服、修道服、喪服、ミニスカメイド服、体操服、軍服、ウエディングドレス、浴衣、チマチョゴリ、エプロン、迷彩服、着物、さらには『カナミン』のコスプレ衣装をお姉様に着せて、おお、おおおおお姉様を毒牙にいいいィ!!」 そう言って見上げた白井の顔はグシャグシャになっていた。髪は乱れ、顔は涙と鼻水で濡れており、他人には見せられないほど酷い顔になっている。 「…バニー、チャイナドレス、スクール水着?って何よそれ。それが何で当麻と関係あるわけ?」 「今日、あの類人猿が友人と名乗る方から受け取っていましたの!23着、しかもお姉様にピッタリのサイズの服ばかり!これが冷静でいられますか!!むしろあの場で殺さなかった私の方がどうかしてましたわ!」 「…当麻を殺せるわけないじゃない。あんな怪物を」 「何でお姉様は冷静にツッコミますの!?はっ!もしや、そのようなあの殿方の嗜好を受け入れられる広い心をお持ちで!?ふっ、あの類人猿があああああああああああああッ!!」 御坂美琴は慌てて怒りで我を忘れている白井を抱きしめて押さえつけた。彼女の気を静めるために取った行動だった。 白井黒子は嗚咽をあげながら、強い力で美琴の腰に手を回す。 「ひぐ…えぐっ………お姉様ぁ……」 美琴の谷間に思い切り顔をうずめる白井だったが、美琴は気に留めなかった。 数分間はそうしていただろう。 「…どう、黒子。落ち着いた?」 「…え、ええ、でももう少しこうしていたいんですの」 「もう、しょうがないわね」 「くふふ、今日は朝までずっとお願いしますわ」 「…前言撤回。やっぱ離れろ」 そう言って御坂美琴は白井黒子を引きはがそうとするが中々離れない。 体全体を動かし、このルームメイトから逃れようとして、何かにぶつかり御坂は背中から倒れた。 ぼふっ、と白井のベッドに二人は倒れこむ。 「…ちょっと!何す、きゃっ!」 「むふふふー、おねーさまーんっ」 スリスリと白井は御坂の豊かな胸に顔をうずめた。ここ最近、お姉様の成長速度は目を見張るものがある。白井も負けてはいないのだが、成長期の一年の差は大きい。 「まったく、お姉様も成長しましたわねぇ。あの類人猿がよからぬことを企ててしまう気がわかりますわっ!」 そう言って、両手で御坂の胸を鷲掴みにした。 「きゃっ、コラッ!やめろバカ!」 「うむむっ、お姉様、また大きくなっていませんこと!?」 「そういや最近、ちょっとブラがきついのよね、って!そんなに揉むなぁ!」 「これは負けてはいられませんわ!お姉様が貧乳ツンデレ嬢から巨乳天然お嬢様系にクラスチェンジですの!?それは本来わたくしにある大器晩成型属性だッ!」 「何その電波系発想は!?しかも私天然じゃないし!って、あんっ!」 「さてはあの殿方に大きくしてもらっているとか?フン、まあそんなのは都市伝説で医学的には女性ホルモ…」 と、言いかけて白井はハッと気づいた。御坂美琴の頬が赤く染まっていることに。 「…お、お姉様、何でそこで口ごもりますの?」 「あー、えっと、そのー…」 御坂美琴は頬を掻きながら視線を彷徨わせる。 「…あの、悪いんだけどさ」 「……まさか、ましゃか」 「私、もう食べられちゃったから」 直後、品格ある常盤台女子寮からこの世のものとは思えぬ絶叫が轟いた。 ロンドン、聖ジョージ大聖堂。 教会と呼ぶには少々広いが、大聖堂と呼ぶにはやや手狭な、ある意味で非常に目立たない建築物。 普段、休日ではミサのために開かれる聖堂。聖堂は日に関係なく門は開放されている。 しかし、今日。その門は固く閉ざされていた。 それだけでは無い。中には休日に集まる人間よりも多い人々が集まっていた。 皆、修道服や神父の服を身に纏った魔術師である。 集団の名は『必要悪の教会(ネセサリウス)』。 そして、その異常たる人々の中心に、最大主教(アークビジョップ)ローラ=スチュアートがいた。 「アニェーゼ=サンクティス。以下251名。最大主教(アークビジョップ)の命により、ここに集結しました」 「ご苦労」 三つ編みを多く結った赤毛のシスター。アニェーゼは膝を返し、身を引いた。 彼女の後ろには二百名を超える黒い修道服の女性たちが席に座らず佇んでいる。 「ステイル=マグヌス。報告はどう?」 「はっ」 そう呼ばれた男。派手な装飾品を纏い、目下にバーコードの刺青がある長身の神父はローラの前に出ると、膝を折り、頭を下げた。 「―――――――報告通り、ということであります」 「そう、あれは本当だったということでありけるね」 その言葉に意味することに、ローラは納得がいった。 そして、その事実に周囲の人々は動揺した。 「『最大主教(アークビジョップ)』。あちらにも連絡はいっているのでしょうか。でなけば本作戦は…」 「大丈夫」 「あちら側も一昨日に要請があった。そして今日も同様の連絡が来ているたるよ」 「では…」 その言葉を遮るかの如く、ローラは重い腰を上げる。 空気が静まり返った。 「元時刻をもって、本作戦を決行する」 その言葉に、皆が了承した。400人を超える魔術師たちが動いた。 「作戦名?名付けるとしたらこうね」 ローラ=スチュアートは告げる。 「『並行世界(リアルワールド)』―――――――――――――――と言うのは如何かしら?」 ロンドン塔の時計はゆっくりと3時を指した。 日本とは9時間の時差がある。 日本にある学園都市は今日の幕が引いた。 そして、長い長い一日の幕が開ける。 とある魔術の禁書目録 「並行世界(リアルワールド)」 一日目。 完。